'23収穫前後

今秋の圃場の様子を載せていきます。

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2023.9/1 アマランサスとモチアワ。間に獣除けの電気柵が通っている。向こうに白馬岳から鹿島槍ヶ岳に続く峰々が見える。

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9/3 案山子がモチキビを食べにくるスズメの見張り役。 緑肥のヘアリーベッチをすき込んだ圃場、良く実った穂が下がる。

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9/3 紫花豆の圃場から見たキビ・タカキビ上には鳥追いのカイトが舞う。

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9/12 モチアワを稲用のバインダーで刈る。

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9/12 刈り取ったモチアワを稲架(ハサ)に掛ける。 脱穀のための乾燥だけでなく追熟も期している。

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9/16 モチキビを手刈りする。 この後束ねて稲架(ハサ)に掛けるのはアワ・タカキビに同じ。

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9/16 背丈が3メートルのタカキビを刈取る。70センチほどに切って6,7本ずつ束ねて稲架(ハサ)に掛けていく。

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9/24 稲架(ハサ)に掛けてある雑穀。右上からモチアワ・モチキビ・タカキビ。来年の種子として選んだもの。

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10/3 秋晴れの日に白ゴマを洗って干す。後日エゴマでも同様の作業が待っている。

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10/6 あんなに暑かったのに早くも西高東低の気圧配置。アルプスは雪雲に覆われ、20km離れた圃場には北西の季節風が吹きつけ時雨気味(小川村は日本海側と太平洋側の気候の境目に位置し、空は雪雲と青空が交錯する)。先月中旬に刈って稲架(ハサ)に掛けてあった雑穀が干しあがり脱穀する。今日はアワとキビ、明日はタカキビの予定。

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10/13 エゴマの刈取り。背丈は120cmほど、茎葉全体が黄変し、シソによく似た穂をつけている。今年は徒長することなく、株全体に陽がまんべんなく当たった。充実した実がついていると良い。地際で刈取り2,3本ずつ束ね、立てかけて追熟を待つ。

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10/18 エゴマの脱穀。エゴマの実は傷つきやすく、鉄製の脱穀機を使えば品質を落としてしまう。木製の脱穀台を自作してエゴマの束をやさしく打ちつけて脱粒する。ハーベスターが使えれば半日で済むところを丸3日かかってしまう。チマチマ百姓ここに極めりで、いささか嫌になる。谷間にあるこの圃場からは爺が岳と蓮華岳・針の木岳が望める。

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10/24 脱穀が済んだモチキビを今度は唐箕にかけ、風力で残稈などの夾雑物をとり除く。モチアワ・タカキビも同様に唐箕選して、これらの雑穀三種は精米所で搗精してもらい、食べられるようになる。

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11/2 9月まで暑く、莢のつきが芳しくなかった紫花豆、ようやく生り出した。

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11/6 立てて乾かしてあったタカキビの残稈を焚く。稈の中でアワノメイガが蛹となって越冬し、翌年また悪さをするので燃やして害を防ぐ。

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11/26 モチアワだった圃場に播いたシラネコムギ(10/28播種)。第3葉が出てきている。何回か冬型が訪れ、晩秋の里山の向こうに新雪が光る北アルプスの山並を望むようになった。  これまで収穫期の様子をご覧いただき有難うございました。昨日までに大豆(一人娘と黒千石)を刈取り、今年の収穫はすべて終わりました。猛暑でしたが台風には見舞われず、ゴマ、雑穀三種、エゴマ、白いんげん、紫小豆、紫花豆は例年並みかそれ以上に収穫でき、選別調整を進めているところです。ただ大豆のこうじいらずと黒豆は高温と不手際が重なり、種子を確保するのがやっとでした。待っておられた皆さまにはすみませんでした。

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'24 2/11 収穫のおまけ。スキーに来た次男父娘の手を借りて、粟餅(アワモチ)黍餅(キビモチ)を搗く。